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Reach out the sixth sense.

Digital archive of Japan's design masterpieces.

Respect for design and its creators

作り手やデザインへの敬意

世界中に流通しているデジタルデータは半ば無制御で、作り手の意図が置き去りにされている事を多く感じます。

私たちはデザイナーとして、そしてライフスタイル領域でビジュアライゼーションを営む身としてこの問題の根本を考えました。
それは現実と同じように、作り手へのリスペクトや配慮と、専門知識を持つ機関によるバーチャルへの丁寧なアーカイブによって、明確にそれらが集まる場所があったら、、という構想がはじまりました。

初期の私たちは、写真への興味や表現の探求に没頭し、建築、インテリアのCGをどこまで実写のように、こころ動かすような表現ができるか?私たちに求められている期待をどのように叶えていくか?…そしてその先の未来は―?

プロジェクトを重ね、クリエイティブを追求していく中で、テクニカルもそうですが、コミュニケーションがとても大切です。メーカーの方々や専門性の高いクリエイターの方々と関わり、ひとつのものを作っていく中で、表現の中に存在する全てのものに理由があります。
写実性や表現力はとても重要ですが、同時に表現のその”中に存在するもの”には理由があるのと同時に、ひとつひとつにアイデンティティが存在しています。
よいものを作る過程で交わしていくコミュニケーションの中で、デジタルに存在している曖昧にされたアイデンティティが放置され続けることにとても複雑な感情になってきました。
リアルで空気感があって、表現豊かで、、その更に奥底の、そのビジュアルの製作に誰が関わり、その中に佇んでいる要素それぞれの文脈は?アイデンティティは?
私たちのチームは技術力もまだまだ磨き続ける必要があるのと同時に、この課題に目を向けて、何ができるかを考え行動する必要があるとずっと考えてきました。

First, from Japan’s traditions and design

まずは日本のものから

思い描くビジョンは壮大です。

意図していないデジタルデータの流通を無にすることは難しいかもしれません。
しかし、オフィシャルを掲げることが先手となり、ブランド棄損の可能性を下げると思っています。
世界中にこの取組や姿勢が伝播すれば、デザインやクリエイティブの業界はもっとよくなると信じています。
それにはまだまだ力が足りませんが、まずは私たちが生まれ育ったこの日本のものから始めていく事にしました。

Digital archive of Japan's design masterpieces.

日本の逸品を未来に残すデジタルアーカイブ

ひとつひとつのもののアイデンティティが大切にされるデジタルとリアルの調和の世界を目指しています。

メーカー様や作り手の方々と対話を深め、形や質感だけではないオフィシャルな存在をつくります。

この取組に少しでも共感いただける方々と、共に歩んでいきます。
いつかスタンダードな価値観になると信じて。